肥満細胞腫って・・・パート2

さて昨日に続いて今日も肥満細胞腫について調べたことを厳しい現実も受け止めながら私なりにお勉強。

肥満細胞腫は身体のあらゆる組織に散在している肥満細胞が腫瘍化したものです。
肥満細胞は花粉や虫刺されなど外部から侵入した異物を感知すると、鼻水を流すことで体外に押し出したりヒスタミンやヘパリンなどを放出して患部に炎症を起こすことで免疫機能を高め、侵入してきた異物を退治します。
つまり通常は身体を守る重要な働きをしています。
ではなぜ腫瘍化してしまうのでしょうか?
直接的な要因はまだ明らかにされていないようですが、9歳前後のシニア年齢になってからの発症が多いことから、歳を取り免疫機能のバランスが崩れたりすると、肥満細胞の働きが過剰になり、肥満細胞が固まりをつくり、腫瘍化しやすくなるのではないかと考えられています。

肥満細胞は身体のあらゆる組織にある訳ですから、どこにでも肥満細胞腫は発生する可能性があります。
腫瘍の形態も様々で、腫瘍化すれば、増殖が止まらず、転移する確率(悪性度)も高くなります。
腫瘍が特定部位に固まっていれば治療しやすいですが、そうでなければ、癌細胞が周辺に浸潤し、リンパ節から、骨髄、脾臓や腸管などに転移することも多く、またあちこちの肥満細胞が同時多発的に腫瘍化する場合もあります。
もし体のあちこちに同時多発的に発症していたり、転移していたりすれば、外科手術も放射線治療もあまり効果は望めないようで、抗がん剤とステロイド剤などを投与する化学療法が中心となりますが、その場合、治癒する可能性は極めて低くなるようです。
体表に出来る腫瘍は見つけやすいですが脾臓や腸管などに腫瘍ができた場合、どうしても発見が遅れてしまいやすいです。
食欲がなくなったり、下痢や便秘などの体調の変化が続くようなら、病院で診てもらう方が良いです。

細胞には、分裂・増殖をおこなう癌遺伝子とその分裂・増殖を抑える癌抑制遺伝子があり、通常は、その相互作用によって、細胞の分裂・増殖はコントロールされています。
しかし、老化や、病気、ケガ、あるいは太陽光線や化学物質などの、さまざまな要因により、遺伝子異常がおこり、細胞の分裂・増殖が止まらなくなってしまうのが癌なのだそうです。

「癌は、小さいときに、大きく取る」。それが完治に到る唯一の方法といわれています。
早期発見・早期治療のために日頃のケアを心がけたいですね。




Muffinが発症したのは10歳9ヶ月でした。年齢的にも免疫機能が衰えていたのでしょう。
手術をお願いしたS先生にはきっぱりと否定されましたが、私はもしかしたら4月末に打った狂犬病のワクチンの影響があるのではないかと思っています。(ご飯の師匠からも因果関係があるかもしれないと教えていただきました。)
4月24日に狂犬病のワクチンを接種、5月1日~3日キャンプ、5月7日から軟便気味になり10日から13日まで下痢。そして5月20日に肥満細胞腫を発見しました。
偶然かもしれませんが、今後ワクチン接種に関しては、出来れば避けたいと考えています。
毎年GWにはキャンプに連れて行っていますが、家とは違う2泊3日のキャンプもストレスがあったかもしれません。飼い主は喜んでいると思いたい同伴旅行ですが、家とは違い係留されていたり、ケージに入れられている時間が長いことは、やはりストレスだったのかな~?
それでも私はもう一度Muffinと一緒にキャンプに行きたいと思っています。嬉しそうな顔を見たい!思い出作り・・・単なる飼い主のわがままかな・・・懲りてないですね。。。

Muffinの場合は多発性の肥満細胞腫だと思われます。
最初に頚部に出来ているのを見つけたのは5月20日。
かかりつけのN先生からステロイド1日7.5mgと抗生剤を1週間分処方されS病院で5月28日切除手術。
6月1日に頭部に腫瘍を発見し慌てて全身チェックすると、頚部の切除傷すぐ横にも腫瘍がありました。
退院後撮った写真を見直すと切除傷付近数ヶ所に赤みがありましたが、よく見るとこの部分も赤かったのでもしかしたらこの時すでに腫瘍があったのかもしれません。
6月4日右足膝の上に腫瘍発見。
6月7日右耳付け根に自壊した腫瘍と左目数センチ上にも腫瘍発見。

Muffinの場合、頚部の腫瘍を切除したことが刺激になって次々と腫瘍が出てきたのかもしれません。
逆に頚部の腫瘍をすぐに切除せずにいたら次の腫瘍が出て来て、多発性だと分かったかもしれません。
切除手術をしたことが良かったのかどうか考えることがありますが、切除したことで頚部の癌細胞を減らすことが出来たことは事実だと思います。

Muffinの同居犬は現在5歳。
彼女にこの先肥満細胞腫と疑われるしこりを見つけたら私はどうするか・・・。
やはりまずN先生に見ていただき、肥満細胞腫かどうか針生検をしてもらうと思います。
そして肥満細胞腫だと分かったら、炭水化物を抜いた手作りご飯にしてN先生の治療方針を伺って(その頃はもっと進歩的な治療法が見つかっているかもしれませんが今のままなら)ステロイドに反応するかどうか様子を見つつ、次の腫瘍が出てこないかちょっとの間待ってみてから、やはり切除手術を受けさせるだろうと思います。
1ヶ所だけに出来た肥満細胞腫なら、早期に切除することで治癒率が高くなるからです。
モチロン、出来た場所によりますし、実際その時になったら違う選択をするかもしれませんが・・・。
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by mufmin | 2010-10-21 11:47 | お勉強